飯山の桜が満開になった。
菜の花が月末に向かい、次々と開花していく。
気温も風も春らしい爽やかさ。
そんな穏やかな日、大切な人が天にあがっていく。
戦争を体験し、シベリアに抑留され、貧困の中でモガキ、青春と言える時代を日本のために、生きるために費やした人。
生きることにどれだけの苦労があったかは想像を遥かに超える。
その人は、いつも腕時計を大切にしていた。
片時も離さない。もはや時計を必要としない体調になっていても、正確な時刻を求めた。時計そのものの価値ではなく、時間を生きる価値を大切にする人だった。
天から見ていて欲しい。
俺も自分に負けないで生きて
いくから。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム