2015年3月12日木曜日

A、3.12

3月12日。
栄村を中心とした長野県北部地震から4年。
東日本大地震の翌日、我が家の近隣でも大きな被害が発生したあの日を決して忘れる事はない。
飯山線のレールが宙吊りになり、多くの家屋が倒壊し、道路も段差割れ、雪すらも2m以上の厚みに亀裂が入った。
よく晴れた次の日、急いで食料とバーナー、薬類を車に積んで友人宅や関係先に向かった記憶。
そして、災害の教訓は「お節介な田舎社会」だと知る。そう、お互いに家族の事情や部屋の間取りさえも知り合っている田舎の暮らしが、一人の犠牲者も出さなかったのだ。
新幹線開業まであと2日。どんなに交通網が発達しようが、田舎が田舎らしくあり続ける事が大切だと思う3月12日。
この記憶深い日に、自分はアメリカに発つ。田舎者が世界に挑む。







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