2014年11月7日金曜日

K、戦い抜いたバイク

2014シーズンを戦い抜いたエースバイク。
アジア選手権を最終とし、今季40戦を超える厳しいレースを体験してきたXR9。
アンカーの選手たちのクレバーな走りもあるが、今こうしてメンテナンスをしているとブリヂストンサイクルの物造りの思想が随所に現れている事が分かる。
一体、何時間をこのバイクに費やしただろう。良い時も悪い時も、辛い時も嬉しい時も、日本でも海外でもこのバイクと向き合ってきた。だから、このXR9の本質を理解する事が出来た。
一言なら質実剛健。
セキュリティを求め過ぎオーバースペックな造りだと思っていた部分が、実はシーズンを終えてみると、勝つための大きな武器になっている事を知る。
金属パーツと接する部分をはじめ、バイク全体に大きな衝撃を受けた場合も、コアになるポイントは他メーカーを遥かに上回る剛性復元能力を確保している。キズを気にしなければ2015シーズンも充分に戦える品質を維持している。
日本で最も過酷なレース数を経験してきたXR9。きっと来年はもっと多くのライダーを支えていくだろう。











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