2014年12月28日日曜日

K、XTR Di2 ride on

XTR Di2 + XR9を世界初試乗。
走り出して直ぐにシマノが満を持してリリースする9000番の意味を瞬時に理解できた。
朝から快晴の今日でも、道路は終日凍結している飯山。アタックする場所を選んでのテストライドになった。
まず、最初に触れるシフター。あえてクリック感の強いシフターはハイパルスなオフロード走行中もミスを呼ばない安心感があった。
マニュアル、シンクロ1、シンクロ2の3モードをボタン1つで切り替えるジャンクションAを兼ねたモニターは逸品だった。一見子供っぽいかと思いきや、シンクロモードでは前後のギア位置を具体的に目視出来る事で、次のイメージを明確にさせる。バッテリー残量も分かりやすいし、オーバーシフト時のクリック音もあるから安心感につながる。
注目のシンクロモード。慣れるまでは抵抗感があるが、使いこなせば大きな武器になるだろう。今回は残念ながら指定品の供給が間に合わず980XTRの38-26Tを組み込んだが、フロントギアの種類を自分に合わせて選択できればシフトはストレスフリーで、走りに集中出来る11段+αとなる。マニュアルモードであっても、リアシフターだけでチェーンテンションが極端な位置を避けるようフロントディレーラーが自動で仕事を行う。
ディレーラーは綿密なセッティングに時間を使えば、あとはパーツ消耗と破損まで何の心配もなくなる。変速に関してはオンブニダッコしていい。もう革命と言っていいと思う。
ブレーキは一見985XTRとカラーリングだけ変わったのだと思っていたが、レバー、キャリパー共に改良されていた。システム自体の基本構造は一緒だけど、ストロークタッチが違う。キャリパーはピストンそのものが変更されている。985でも素晴らしいブレーキが、よりリニアになった。
ペダルも9000番を付けたが、カラーリング以外、980との違いは正直分からない。今日のペダルキャッチの感覚違いは使い込んでいかないと評価出来ない。いずれにせよ、シマノのXTRペダルは完成度が高い。
最後に。
New XTR Di2、XR9との相性は良い。XR9はDi2を念頭に入れていない設計のはずだが、エレクトリックワイヤーの取り回しも無理がない。フォルムも馴染む。
2014年はエリート、U23、ジュニアの何れのカテゴリーでも最高の結果を残したXR9だけど、2015年はNew XTRと共に更に進化した走りを魅せる事が出来るだろう。
それにしても









徹夜は寒い‼








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