A、XTR 9000 mechanical
XTR Di2 に続き、9000系メカニカルをテスト。XR9テストバイクに搭載した。
テーマは最軽量で最小リスクのシンプルセット。
今回はフロントシングル専用ギアではないため、ラフなコンディションの場合、縦方向のテンションには気を付けないとチェーンが外れるリスクが残るが、テスト中は全くトラブルがなかった。
そして、フロント36T、リア11-40Tなら日本国内レースなら殆ど行ける。海外の場合はフロントギアのバリエーションに32T、34Tを加えた中で選択すれば良い。
気になるシフトフィールは至って単純と言える。クリック感は分りやすい。シフトレバーがカーボンになり、可動力点が変わったのか900系より軽快だ。11速化し、ギアレシオも拡大したスプロケットに対するチェーンラインも負荷も気にする事はない。
リアディレーラーはスタビライザーOnでも動きはスムース。どうやら900系にあったスタビライザーOn Offでの微妙なシフトのズレも発生しない。ワイヤーの取り回しも接点位置もよく、900系にあったスプロケットにワイヤーエンドが干渉する恐れはない。
Di2とは比較出来ないが、メカニカル式をリリースしたシマノの意図がわかる。
一般ユーザーは電動か機械式かを楽しみながら
悩む事だろう。
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