2021年3月5日金曜日

G、Winter active

 地球温暖化。これまで意識してきた人にとっては古くから深刻な問題。

昨シーズンの飯山は全く雪がなく、海外との往復でもシューズの履き替えの心配のない不思議な冬だった。そして今シーズンはクリスマス前から充分な降雪があり、ルーフスポーツ(他人は屋根の雪おろしと言うが・・・)も3回を超えた。

Team TRKWorksとして、初のノルディックスキー世界選手権の会場となったフィンランドはマイナス20度の日々。単純に見れば、温暖化なんて嘘なんじゃないかと勘違いするほどの極寒だが、ドイツでは降るべき地域に雪がなく、滅多に降らない場所が大雪になっている。何だか滑稽だ。

3月までパウダーが楽しめるんじゃないかと思うほど豊かな雪に包まれていた飯山も、2月からそれは疑いに変わった。最寒期に雨が降り、10度を超える気温が当たり前のように繰り返される。。長期の気象学から見ればごく短期間とは言え、自分が子供の頃から染みついた飯山じゃない。川の流れも、あの山の氷も、山の雪渓も、植物の芽吹きも、これまで見たことのない風景に何度も遭遇する。

「今年の飯山、大雪で大変みたいですけど大丈夫ですか?」この質問はとても多く受けた。でもよく考えてみれば、この質問は自然へのオマージュであり、恵みへのプライドだと気付く。

「飯山らしい大雪で、いい冬ですよ!」

これからもこの地域に雪があるために、自分に何ができるだろう。

今日も雪に戯れ、自然から学ばせてもらおうと思う。




























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