A、CJ2妙高杉ノ原決勝
CJ2妙高杉ノ原が終了。
結果、アンカーは1,3,4位。平野選手が優勝、斉藤選手3位、沢田選手4位。
スタートからアンカー3名が大集団を一列棒状に絞る速いペースでラップを刻み、沢田選手を頭にアンカージャージが3重奏となった。
そこに恩田選手、ジュニアクラスの竹内選手が加わり、早い段階で5名の決定的な集団が形成された。中盤からは平野選手が猛烈にプッシュし3位以下を切り離した。ジュニア竹内選手も素晴らしい走りで平野選手に接着し先頭交代を繰り返しながら二人で最終回に向かった。クラスが違うとは言え、平野選手はランデブーした彼の後ろでフィニッシュラインを迎え、祝福を送った。
斉藤選手は前に恩田選手を捉え、ファイナルラップまで自分の仕事をきっちりこなした。今は全てを全日本チャンピオンジャージ獲得に向けて調整、テストしているクレバーな斉藤選手の走りを観客はしっかり理解して見守るように見つめていた。
沢田選手はトップスピードを活かす走りのリズムが良くなってきている。中盤から落ちるいつもの展開にはなったが、この厳しい環境を近いうちに克服し、全日本ではU23連覇を達成してくれると信じている。
地元出身のBH恩田選手が前半から果敢に攻め、アンカーを引き連れる走りを魅せての2位。子供の頃からみてきたジュニアクラスのプロライド竹内選手が同時スタートのエリートクラスの先頭パックに混じり、常にポディウムをひく素晴らしい走りで、実質的な優勝を刻んだ今回の妙高杉ノ原。
チームは違えど『仲間』がこうしてレースを躍動する姿をリアルに感じる事の出来る立場にいる幸せを思いながら帰り支度をしていたら、広大な会場駐車場でたった独りぼっちになっていた。
一人で野尻湖が夕陽で光っているのを静かに見るのも悪くない。(ていうか一人位付き合ってくれたらどうかと……)
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