A、Australian national series #2 UCIXCO決勝
Australian national series #2 UCIXCO決勝。
かつての世界選手権と基本的に同じルート全6周回、エリート22名で争った結果、ファーストラップから独走した地元、TREK FACTRY RACING のDaniel選手が1'33'37'65で優勝した。
アンカーは、沢田選手15位、平野選手17位でフィニッシュ。Dan選手とはビハインド13分。想定していた通り、タフなレースとなった。
沢田選手は選択できるU23をキャンセルし、初のエリートで出走した。飯山からフィジカルは出来上がっていて、疲労回復が最優先の今回はあまり時間はなかったが、キャンベラに着いてから出来る事は全て行った。
コールは最前列のスタート。スタートループから先頭パック15位あたりまでに包まれながらトレイルに消えていった。しかし、シングルトレイルが多く、1周回から中切れが起こり、先頭パックを逃してしまう。登り坂でプッシュしてもダウンヒルで突き放される繰り返し。結局、最後までポジションを変化させる事ができずフィニッシュ。
平野選手は先月のトルコ アランヤ以来のレース。今期のスケジュールから鑑みると、12月中旬まで調子を維持する事は簡単ではない。しかし難しいコンディションだからこそ彼のクレバーな走りが完走に繋がっている。日本では考えられないコンクリートのような乾いた土。スピードが上がる程にバンクへアプローチする距離と角度がかわるが、それはまるで日本とは異なり、舗装路のようなスピードがオフロードで繰り広げらる。メチャクチャ速い。平野選手も順応しようとしていたが、やはりキャンベラの土質、長く浅いダウンヒルに対するスキル不足は否めなく、終止沢田選手の後ろを走る事になった。
チームとしては目標のゼッケンNo.以内のフィニッシュは達成出来なかった。しかし、オーストラリアのハードバーンをワールドカッパーと同じレースで経験した事は、非常に大きな糧になった。日本にいては絶対に得ることの出来ない走りが、ここにある。
明日はクロスクリテリウム。
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