T、飯山シクロ・ナイター
シクロクロス・ミーティング飯山大会の象徴である3Dナイターレース。
12月3日(土)の天候は抜群の快晴。日没のグラデーションに三日月と金星がくっきりと見える空がナイター照明と相まって、より幻想的な雰囲気を醸し出した。
水曜から打ち出した杭は750本。このナイターには専用のコーナー、ダウンヒルライン、ブラックキャンバーを用意し、光の射し込みを計算して昼間とは異なるドキドキ感を加えた。太陽のある時に見えている路面は、ナイター照明の凹凸でエキサイティングなコースへと変わる。
高コストを掛け、万全な照明を提供するのではなく、安全を確保した上で闇と光の冒険に出かけてもらうレイアウトと準備が飯山スタイル。
ボランティアの皆さんもこれをよく理解していて、コース内にある枝や草を常にチェックして、選手が気持ちよく苦しめる!ように配意してくれていた。時に切れてしまうコーステープの修正も素早く対応し、笑顔で大会を成功に導いてくれる。
コミッセールも素晴らしい連携で、すべての判断に無駄がなく、精確なジャッジとフェアなレースをコントロール。周回板はLEDでオリジナル製作され、泥で汚れたゼッケンもミスなく読み取る。ピットコミッセールからの情報も合わせ、選手の位置を正確に把握しているため、カテゴリーが混走になっても混乱は一切ない。
MCも夜の飯山を途切れずに発信。髄所で選手が現れるよう設計している新しいレイアウトを本部エリアから把握し、選手の流れをアナウンス。どこにいても彼の声でレースの流れが分かりやすい。
地元の団体はミラーボールも持ち込み、ホットコーヒー、コーンスープ、ケーキ、物販と、選手やスタッフに心のこもったおもてなしを提供してくれた。
レース成績はシクロクロス・ミーティングのHPで確認できるのでここでは割愛。
飯山ナイターは、気温は寒いが、ココロがあったかい!!
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