2016年5月17日火曜日

T、CJU八幡浜レース決勝

2016オリンピック代表選考を兼ねたCJ-U八幡浜MTB国際レースが終了。
結果、TREK山本選手が体調不良の苦しい中で優勝。実質的に3度目のオリンピック代表を決めた。
アンカーは沢田選手が3位、平野選手10位に終わり、オリンピック代表を逃した。
レースから2日が経った今、あらためて5月15日を振り返っている。このブログを書くのにその時間が必要だった。
(レースの模様はアンカーブログhttp://www.anchor-bikes.com/race/blog/ に記載)
このレースはUCIクラス1に昇格し、そこにオリンピック代表を決めるという要素が加わり、今季前半の最大の山場となるレース。アンカーとしても、自身としてもこのレースのために多くの労力と時間を費やしてきた。2月のキプロス・ステージレース、3月のトルコ合宿と3つのUCIレース、4月のワールドカップ・ケアンズ。そして先週タイ・チャイナットでのアジア選手権。すべてのチーム活動はアジア選手権とこの日に照準を合わせたもの。
しかし、レースには魔物が住む。「絶対」という言葉が全く通用しない世界だ。この日、平野選手は2度のトラブルに見舞われ、ファストラップを出す実力がありながら表彰台にすら登れなかった。沢田選手は3位を獲得したものの、調子の悪い山本選手を苦しめる展開にもっていくことができなかった。
アンカーというチームの宿命として、この成績は敗北であり、責任は監督である自分にある。
でも、このレースまでのプロセスで得ることができた成果は選手とスタッフ皆の力。
今、ブリヂストンアンカー・サイクリングチームは、進化の過程にある。
プロフェッショナルとして、レースを戦うことの意味を表現したい。
次は5月最終週の富士見。





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