R、CJ1朽木決勝
今季CJ1第2戦、朽木が終了。
結果、アンカーは平野選手が5位、沢田選手が7位。
自分がアンカーに就任して以来、表彰台を逃した記憶のない国内シリーズだが、この結果は選手個人としては自身に悔しさが残るかも知れない。
でも、このレースで選手に求めたチームオーダーは、来週のアジア選手権でのポディウム。キツい登坂とコンパクトで変則的な下りの朽木のコースでは、ケガなく、来週末にベストパフォーマンスを出せるための走りをしなければならない。このレースに勝つことが目的のチームと選手には申し訳ないが、結果は意味のある走りの先にあり、順位は重要ではなかった。
フロントフォークは空輸間もないAXON WerX carbon 2017をシェイクダウン。タイヤは最新ロケットロン2.25。駆動系はグリーンドライブの添加量をテスト。メタルパッドもチューニング。アジア選手権で勝つための仕様をこのレースで実践テストし、データを収集した。
一方、このレースでアジア選手権代表メンバーは総じて身体が重かった。やはりアジア選手権への意気込みだろう。ボリュームのある練習が続き、疲れを隠せない走りが目立った。
いつもは積極的な交流をしているとは言えない若手選手たちも、ナショナルチームの意識が働き始めたのかアンカーテントにいつの間にか集合していたり、情報交換や挨拶も交わされた朽木。きっとよいナショナルチームになるだろう。
連休最終日は渡航準備とビジネスフォローで全くの余裕なし。。
明日は都内でNHK取材と収録。
アジア選手権、XCR決勝は5月12日(金)9:00~、DHI決勝は13日(土)15:30~、XCO決勝は14日(日)10:00~。
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