2017年3月4日土曜日

R、シミワタリライド

シミワタリライド。
雪が日中の気温で表面が融解し、夜温で冷やされ、翌朝には表面が凍っている状態を「シミワタリ」という。これは、昔から山から薪を運んだり、果樹の剪定をしたりするのに好都合な状態になるので、飯山の春の生活必需ともいえる。
昨日は雨のち晴れ。今朝はマイナス7度。就寝する前から絶好のシミワタリが予想できたので、どうも寝つきが悪い。
バイクは当然2台体制で準備。(最高の朝はXR9とCX6に決まっている)
もう言葉にする必要なしの風景が広がる。千曲川の上部を霧靄が覆う。まるで白い龍が流れていくよう。空は春めいた明るいブルー。山々は残雪で朝陽に映える。
タイヤノイズと自分の呼吸だけが聞こえる静寂な世界。
どうだろう、飯山でしか味わえない「シミワタリライド」。








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