2019年8月9日金曜日

O、Iiyama High School

母校、飯山高校野球部の初の甲子園。開幕4日目の第二試合。
暑い真夏の11:20のサイレン。飯山市内は人出が少なく、応援のぼり旗があちこちで揺れている。市民会館では満席のパブリックビューイング。
昨晩出発した70台の大型バスの大応援団が甲子園のスタンドを真っ白に埋めていた。
対戦相手は仙台育英高校。どんな試合になろうとも、この甲子園に立っている選手たちの姿を見るだけで勇気が湧いてくる。これはスキーでも一緒。学生スポーツの素晴らしい空気感は画面を通じても伝わってくる。
1点先制。それを仕事で移動中のクルマの中で知る。1時間のミーティングを済ませ次の仕事に向かう途中、目の前にヤマダ電機。自然にクルマを向けていた。
並んでいるテレビの画面は全部飯山高校。ゲームセットのサイレンが鳴った。
20:1。完敗。相手は手を抜くことなく、その強さを充分に発揮した結果。後輩たちの眼に涙は見えない。
7か月ほどしかグランドが使えない豪雪地域の飯山。公立高校であり、地域出身の生徒たちで構成されるチームに地元の愛情と思いはとても深い。
グランドの雪片付け、雪上での練習。野球には絶対的に不利な環境もプラスに変えてきたチーム。これからも雪国代表として、飯山の野球児として、この夏の日が後輩たちにずっと引き継がれ、また再び甲子園に戻るに違いない。
飯山高校の後輩たちよ、ありがとう!









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