W、Look forward 2018
2018を見据える。
平和な雪の飯山からはじまった2018年。
毎年、何ら時空間の変わることのない一日一日が、不思議と1月1日からは別世界にリセットできたような気分になる。
昨日までの自分も世界も大きく変化していないのに、後段燃料ロケットが切り離されて、星いっぱいの宇宙空間に解き放たれるような感覚。
2018年を思えば、沢山の希望や様々な課題が頭に浮かぶ。1年先、3年先、5年先、10年先の具体的なビジョンを思うほど、ビジネスもスポーツも地域振興にも、あまり時間に猶予がない。
だからこそ、「自分に出来ること」を粛々と真っ直ぐに進めていくことがとても大切なのだと信じている。「自分にしか出来ないこと」なんてそうは存在しない。自分にしか出来ないことがあるとしたら、それは自分の内面に燃やす薪。人に誇示することじゃない。
歳を重ねる程に、人ひとりの力なんて極小さいものだと痛感する。今ある立ち位置は、多くの人の優しさや協力に恵まれ、その繋がりによって広がり、確立されたもの。常に感謝が発生する。
そして、多くのビックマウスに興味はない。2020に向かって付け焼刃なフィーバーに興味はない。物乞いは嫌う。原点は何か。誰の何のためなのか。
一日24時間を惜しみ、悔しさを残さないよう懸命に過ごした先の光景は、きっと物凄く綺麗なんだろう。
飯山の空は、今日も青空と満天の星空に雪が舞う。雲のない空と雪を同時に見上げることができる。月明りがハレーションを起こし、外灯なしで雪合戦ができる。雪が全ての色彩を真っ白に染めようとするが、それに命が加わると力強い光沢や色を魅せる。天から降ってきた雲の上を歩くような浮遊感は他に例えることができない。
ここで毎年リスタートできることを幸せに思う。
すでに我が家の庭には1.5mの積雪。雪は生活する者にとっては大変な負担にもなるが、これだけ莫大な自然エネルギーを毎年安定して享受できる飯山は、世界最高峰のエネルギッシュなエリアともいえる。
多くの国や地域をまわる程に、この雪が未来へと繋がることを祈ってしまう。
だから雪片付けなんて存在しない。
雪と戯れるのはスポーツだと思う。屋根にいればルーフスポーツ。ガレージ前ならフィールドゲーム。
素晴らしい2018年を予感させる飯山の正月。
本年も宜しくお願いします。
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