2014年4月28日月曜日

K、生きる

飯山の桜が満開になった。
菜の花が月末に向かい、次々と開花していく。
気温も風も春らしい爽やかさ。
そんな穏やかな日、大切な人が天にあがっていく。
戦争を体験し、シベリアに抑留され、貧困の中でモガキ、青春と言える時代を日本のために、生きるために費やした人。
生きることにどれだけの苦労があったかは想像を遥かに超える。
その人は、いつも腕時計を大切にしていた。
片時も離さない。もはや時計を必要としない体調になっていても、正確な時刻を求めた。時計そのものの価値ではなく、時間を生きる価値を大切にする人だった。
天から見ていて欲しい。
俺も自分に負けないで生きて


いくから。







2014年4月26日土曜日

K、XR9と桜

桜と菜の花と残雪の飯山。
今月前半はドイツ、後半は飯山で、1ヶ月もの間花見が出来る今春。
今日は様々な出来事と農作業が入り組み、昼飯抜きで週末に向けたNewバイクをセッティング。気付けば、太陽が信越トレイルに腰掛けようとしていた。
急いで完成したばかりのNewXR9に跨がり、菜の花の丘に。ここの夕焼けは子供の頃から変わらず素晴らしく綺麗だ。
太陽が動く速度は意外に速い。。景色は刻々と変化していく。
明日も晴れ模様。この丘で沢山の笑顔が行き交うだろう。











2014年4月23日水曜日

K、アルベルト

BRIDGESTONE アルベルト。
我が家に導入された同社のフラッグシップクルーザー。
ダウンチューブにブレーキワイヤーを内蔵する異形アルミフレーム。ウルトラスムーズなベルトドライブ。内装シフト、ハブダイナモのシマノNexusコンポーネント。ハンドルは扱い易いライザーにグリップはエルゴ。
このバイクは、見た目以上に速い。そして上品で静かだ。歩道を先行する三毛猫も並走するまで気付かない程。
ライトとリフレクターは前後とも光センサー。LEDを採用してとても明るい。
カゴも十分な容量を確保しているが、メッシュを上下で切り替えた軽量感あるデザイン。

これ、本当にオススメ。











2014年4月19日土曜日

K、春草とスター

小さな子供の頃…誰しも憧れのスターやヒーローになる自分を疑わないときがあったはず。そして、少しずつ年齢を重ね、自分に果たせない希望や夢を未来のスターに託すようになる。応援するスターの成功は、自分のモチベーションを更に高めていく。
子供たちは、いつの時代もそんな目で大人を見ている。
我が家に集合する国内トップアスリートたち。彼らはきっと沢山の子供たちの憧れをパワーに変えて今シーズンを戦う。
彼らが真のスターになる日、子供たちの笑顔が爆発することだろう。
自分に与えられた使命。
さて、いよいよJ1レース開幕まで2週間。

我が家の春。選手たちが練習とバイクセッティングを終え帰っていくときに発見した庭草。硬い枯れ葉を突き破り、力強く天を目指している。こんな所にも勇気を貰える。









2014年4月13日日曜日

K、飯山レース

全日本学生ロードレースカップシリーズ第1戦菜の花飯山ラウンド、2014菜の花飯山サイクルロードレースが全日程を終了。
今年はJCFとの大会日程調整で過去最も早い開催となり、参加募集には非常に厳しい条件となったが、一般と登録合わせ190名程の選手が快晴の飯山に集まった。
200mダッシュ、2mスティル、2.5kmTT、そしてポイント方式のロードレース。小さな子供から年間総合チャンプを目指す登録選手までバラエティーに富んだ参加者がヒカリの強い特設サーキットを駆けた。
今年の大会、自分が海外に行っていたため、地元や連盟、飯山市の多くの協力があり、もはや自分がいなくなってもこの大会が成立するレベルまで成長したことを思う。
沢山のスポンサーにも恵まれ、こうして2014年大会を閉じることを幸せに感じる。
寂しいような嬉しいような…。

この場をかりて
飯山サイクルレースを応援してくれた全ての人に感謝。
2015年は、こんな若輩がひとりで飯山市に乗り込み、飯山市のあるひとりの職員の方、ひとりのUCI審判員とたった3人でこの未開拓地でサイクルレースのプログラムを書き込んでから10周年となる。
公式大会そのものは2016年に目指してきた10回目を迎える。
これからももっと沢山の人と繋がり、誰もが楽しんで貰える企画に。
ありがとうございました!


























2014年4月12日土曜日

K、日本

日本に帰国。
今回のフライトで一番の収穫は、文化も国も言葉も違うが、目的と気持ちがまるで家族のような仲間が出来たこと。
政治的なこと、生活レベル、知識はそれぞれだけど、そんなこと関係ないじゃないか!と思わせる優しい仲間が世界という単位にいる。
そして、上空から久しぶりに見た日本が、素晴らしく綺麗で、広大な大地を見渡していると、
自分がやるべき仕事は果てしない程に沢山あることを知る。
仲間と一緒に一歩ずつ前に進みたい。
イツモイキヨク、ココロザシタカク。






K、パリから帰国へ

デュッセルドルフからパリに着き、一週間ぶりに日本に帰国する。長いようで短いトラベルだった。
あと数時間のフランスの空気を堪能して、ほんの少しだけ自分に力を蓄えた充実感を土産に帰ろうと思う。
本当に多くのサポートがあった。ワールドワイドな会社だが、気持ちが皆、家族として繋がっている。こんな移籍を幸せに思う。
ありがとう






2014年4月11日金曜日

K、ロッテルダム

ロッテルダム。
現役時代から久しぶりの空気。
相変わらず綺麗な田舎風景とシックな家がオランダらしく、フラットな道路と運河が昔を思い出させる。懐かしさの中で満載のプログラムをこなす。
ここは園芸大国。日本では考えられない程に大きな栽培ハウスがあちこちに見れる。
同時に大きな工場もあり、活発なエネルギーを感じ取ることができる。
明日はオランダを離れて、再びドイツに戻る。そしてパリ経由で日本に帰国する準備。