2015年8月31日月曜日

A、ガレージワーク

あっという間に8月も晦日。
一息リフレッシュ出来たけど、相変わらずガレージの奧は24時間対応可能なワークショップ状態。(きっと、アジア選手権だろうが世界選手権だろうが、我が家だろうが一緒だけどね。)
今は世界選手権後に2週連続で開催されるオーストリアでのUCIクラス1レースに向かう準備に入っている。
バイクだけでなく、遠征用のメンテナンススタンドを前後どちらのアクスルでも使えるように改造し、工具差しもセット。これならスペースの限られた部屋の中でも作業しやすいはず。
遠征用のXR9は、馴染み部品をほぼ100%のオーバーホールで仕上げ、来季のテストパーツも組み込んだ。
実はガレージの一番奥の真ん中にエアダンパーの丸椅子がある。本当はここで一休みしながら作業を……と言いたい処だが、こんな激しい遠征を信頼の高いパーツで手厚く支えてくれる世界のSHIMANOに敬意を払わねばならない。
今週はアンドラで日の丸が揚がる事を期待。





2015年8月25日火曜日

A、リフレッシュ

アジア選手権から帰国してから1週間。
出国前は大丈夫だろうと考えていた帰国後のスケジュールは、まるで勾配20%の登坂インターバル。全く余裕はなく、何で一日が24時間しかないのかと。。
でも、このペースでは自分を破壊してしまうから……という理屈を無理矢理つけて、早めに仕事を片付け、千曲川沿いにあるオフトラックに向かった。
相棒XR9は、10日以上ホッタラカシだったけど、仕方ないなぁと何の文句も言わず、コンフォートな走りを提供してくれた。
高く伸びた葦やトウモロコシは、風に揺れて、こっちが風上だ!と教えてくれる。
JabraのBluetoothパルスイヤホンは的確に体力面をコーチしてくれる。
アシストありがとう。やっぱり飯山でしか出来ないリフレッシュの時間。
さて、今週は都内に3回。
ビジネスもしっかりリカバリーしよう









2015年8月17日月曜日

A、休息のマラッカ

アジア選手権が終了し、選手が自分のバイクの梱包をしてくれたお陰で、月曜の朝はゆっくり起きる事が出来た。
正直、マレーシアに入るJAL機内以来の爆睡で、昨日の感動も経験も夢には現れなかった。
監督采配も抜群で、ジャパンチームは穏やかな最終日を迎えている。
こうして今、マレーシアの暑く湿度の高い空の下にいる事が当たり前になってきたところで帰国し、成田でこのチームは解散となる。
安堵と寂しさが入り交じるマラッカは今日も目一杯強烈な光を放っている。
金メダル2、銀メダル3、銅メダル2。2台のバイクを勝利に送り出す重圧感から完全開放された月曜日。
バイバイ、マレーシア。
次は10月のランカウイ島で。




2015年8月16日日曜日

アジア選手権XC決勝

アジア選手権XC、エリート山本選手が7連覇達成、ジュニアMenが表彰台独占、ジュニアWoman3位。
今日は朝から快晴の一日。ローラー台、バックアップ機材や飲料水、ツールなど日本チームは海外だからと妥協しないフル装備で挑んだ。
でも一番凄いのは人。日本から応援に来てくれた方、スタッフがそれぞれの持ち場を全うして団結した姿は、どの国にも強烈なプレッシャーを与えたに違いない。
自分の今朝は、真っ暗な5時過ぎにチームテントに機材配置をして待機。誰もいない街灯もない暗闇にいるのは自分だけ。7時にならないとマレーシアでの朝陽はのぞめないが、レースを組み立てるのには必要な仕込みだと自分に言い聞かせ(虎に襲われないかあとか)、マッサーが手作りしてくれたサンドイッチを流れるコーランをBGMに頂いた。
そして08:30のジュニアレースからスタート。
自分の担当したバイクがコースを駆け抜けて行く。緊張は選手と一緒だ。
そして、フィニッシュ。2勝。
エリートは山本選手が独走で圧勝。ジュニアは3名がパックにならないまま1-2-3を決めた。
長くて短い1週間の戦いを終え、明日は帰国の途へ。
日本から本当に沢山の応援をありがとうございました‼



アジア選手権DH決勝、XC決勝前夜

今日はアジア選手権DH決勝。
清水選手が惜敗の2位。コンマの世界でアジア王者を逃したが、今のチーム力と彼のポテンシャルに運も入り込んだ結果。彼はまた来年、この一番高い場所を頂きに来るに違いない。
XCは最後の公式練習。全員午前中にコースに入り、入念に路面とバイクセッティングをチェック。11名の選手がそれぞれの思いと決意で明日の戦いに挑む。
日本はディフェンディングチャンピオン。チーム総力で日の丸で表彰台を埋めたい。
1日18時間の作業で勝てないなら、24時間でもやってやる‼
明日は暗い4時起き。。





2015年8月14日金曜日

A、アジア選手権チームリレー

今日はXCチームリレー。
6ヶ国、4名ずつの男女混成チームで争うリレーはゴールスプリントで2位。
明日は予選タイムドセッションでトップと0.06秒差の2位となったダウンヒル決勝、クロスカントリー公式練習。
いよいよレースが本格化。


2015年8月13日木曜日

A、アジア選手権公式練習

今日はアジア選手権、ダウンヒルはタイムドセッション、クロスカントリーは公式練習日。
朝から晴れの暑い一日は、しつこい泥と多湿で更にハードになるかと思いきや、林の下は意外と爽やかな空気になった。
選手はアジアのレースに洩れず、時間も対応も曖昧な運営に柔軟に対応し、一人のトラブルも怪我もなく、予定通りのスケジュールをこなした。
タイヤ選択も昨日のロケハンでの提案がドンピシャだった。
辛いのは洗車整備のボリュームだけ。チームジャパンは明日のクロスカントリーチームリレーでポディウムをねらう。
ダウンヒルは予選トップを。
さて、ウェルカムディナーは楽しむ間もなく明日のバイクセッティングへ。




2015年8月12日水曜日

A、マラッカ

マラッカ。
17名の日本代表全員がホテルに到着。
クアラルンプール空港内で荷物搬送をするだけでも1時間かかり、空港からオフィシャルホテルまでは大会側の用意したバスで2時間。
何だかんだで成田集合から15時間が経っていた。
オフィシャルホテルは善くも悪くもマレーシアらしい雰囲気。ランカウイより都市型だ。ただし、雨が降っているとロビーやレストランまでの移動でも日著濡れになる。
でも流石にアジア選手権。ホテルのバイクセンターはしっかりとしたエアコンがあり、広さもある。アジアのレースとしてはメカニックには快適な環境と言えるかも知れない。
さて、明日はダウンヒルコースの下見と、クロスカントリー選手のトレーニング。天気予報は一日雨。
さて、明朝(もう今朝かな)は6時からバイクのセッティング開始。



2015年8月11日火曜日

A、アジア選手権へ

明日からアジア選手権のためにマレーシアへ。
今日は成田に前泊し、いつものマテリアルに囲まれ、好きな料理と温泉で身体をリラックス。
亮と星矢と三人での晩餐は、いつもの海外遠征と変わらないが、明日からは互いに日本代表チームとして活動すると思うと何だか感じが違う。。
日本はディフェンディングチャンピオンを擁するアジア最強のチーム。マレーシア マラッカのコースで躍動し、表彰台を埋める事を目標に最強の選手とスタッフで結成されている。
想えば、沢山の人に支えられて今があり、こんな自分にさえ、様々なドラマが存在している。寛大な理解があり、自身の事のように心配し、忙しい中でも精一杯サポートしてくれた。
そして選手たち。彼らは命を削りながら、アジア選手権の舞台に辿り着く。国旗を背負う重さと自分の可能性に期待いっぱいだろう。しっかりとアシストしたい。
日本から放たれる皆さんの応援で戦って来ます‼





2015年8月8日土曜日

A、MUJI MTB

世の中は夏休み真っ只中。
MUJIキャンプ場も連日賑わいをみせ、スタッフは死に物狂いで駆け回る日々。
ここ無印津南キャンプ場は国内屈指の広さに加え、一見手付かずに見えるような、然り気無いスタッフの手入れが行き届いた大自然を安全に堪能出来る場所。
MTBコースもバリエーション豊かな4本があり、走り方で難易度が変わる楽しいトレイルだ。
この夏休み期間、自分がガイドするMTB教室に沢山の申し込みを頂いたのだが、来週のアジア選手権に日本代表としてマレーシアに乗り込むため、今日は信頼のおける代役コージ君と打合せ。
自分のノウハウを伝えたし、彼ならきっと楽しい思い出を作ってくれると信じている。
頼んだぞ‼