2016年8月30日火曜日

T、ランチアデルタ

21年間一緒に走り続けている愛車。
ランチア・デルタ・インテグラーレ・エボルツィオーネ・デュエ・コレッツィオーネ。
どれだけの喜怒哀楽があったろう。このクルマとの出会いは運命的で、契約書にサインをしたときに自分の生涯で最後の新車になるのだと感じていた。
今となってはドラマなハプニングの場面も、当時は絶望的な空気に包まれていたことも、歓喜に溢れていたこともある。
そして21年もの間、このデルタを維持できているのは自分だけの愛情だけでは成し得なかった。納車されたときから担当してくれたイタリアンメカニックは、プライベートを削っても我が家に修理に来てくれた。今はスバルの素晴らしいメカニックが日常を支えてくれ、都内ではあの伝説のラリーストがどんな相談にも何ができるかを一緒に悩んでくれる。このデルタをこれからも走らせるために、絶版になっていく部品を創り出していく匠がいる。
たった1台の「機械」に沢山の人々が携わり、思いを寄せてくれる。
久しぶりにデルタを綺麗に洗車しながら思う。
自動車税が年々上がり、旧車になっていくことはプライド。
デルタをこれからも走らせたい。








2016年8月23日火曜日

T、満点とKOHEI

フルマークス、満点。
いつも自分の心身を支えてくれるフレンドでありスポンサー。
苦しみは喜んで立ち向かう。
決して辛い苦しみではなく。
だって、楽しみと嬉しさは苦しんだら倍増するから。
そんなTRKWorks活動の根底を理解してくれ、一緒に”満点”なライフスタイルをひとつずつ築いていく仲間とこの週末は共にいた。
この週末は4年に1度の特別な日。自分にとっても思いの強い時間だ。だから”満点”な気持ちでスタートを共有したかった。
「良いです!やってやります!見ててください!」
山本幸平選手が送ってくれた言葉。日本人マウンテンバイカーの代表として、憧れとしてリオを果敢に走った。
3列目からのスタート。ループでのバンクカメラ画面いっぱいにプッシュする姿に鳥肌がたった。日本人がここで走っていることに誇りを感じる素晴らしい走りを魅せてくれた。ニノもサガンもクルハヴィもアブサロンもいるレース。世界戦とも異なる空気感は画像からも伝わってきた。
山本選手の走りはフルマークス、満点だった。
成績や途中のトラブルやパワーの優劣云々は自分には聞こえない。
自分のことのように嬉しかった。勇気がわいてきた。
心から感謝。
ありがとうKOHEI!







2016年8月14日日曜日

T、夏チャリ

日本の夏、飯山の夏。
リオにいかないこの時間、自分は飯山で久しぶりの夏休みらしき日々を送ることが出来た。
朝の涼しい時間帯に仕事を気持ちよく片づけ、リオの様子を伺いながら畑仕事や買い物を済ます。ゆっくりとしたランチの後は、2020年に向かって勉強タイム。自家産のスイカでミネラル補給したら16時の時報と同時にバイクで飛び出す。
帰路に夕陽を浴びる時間帯を選べば、飯山は最高にクールで快適なバイクエリア。信越トレイルの上から射す太陽の光でバイクの影が並走してくれ、山から下りてくる涼風がクールなライディングを提供してくれる。
飯山の寺町は美しい佇まいで走る速度を抑制してくれるし、千曲川は空色に反射して立体的な空間を醸し出している。信号の少ない道路は快適で、菜の花の丘公園は、ヒマワリの黄色に覆われている。
夏チャリ。是非飯山に。