2016年2月27日土曜日

T、Cyprus Stage1 Stage2

Cyprus sunshineCup Stage1 XCT、Stage2 XCPが終了。
2日間までの総合では、TREK山本選手が39位、アンカーチームは平野選手85位、沢田選手86位。アンカー2選手は鋭い岩場でパンクを強いられ、惜しくも順位を上げる事は出来なかったが、冷静に対処し、機材をキープしたまま確実に完走した。
Stage2では、あのMathieu Vander Poelが47.9kmのXCPを平均速度26.6km/hで駆け抜け、フィニッシュスプリントで制した。
ニノ、アブサロンがいないだけで、まるでワールドカップレース。
しかし、選手もプールでしっかりリカバリーし、バイクもいつも以上にクリーン。さて、最大の山場、Stage3 XCP Lythrodontas 50.7kmに挑む。











2016年2月25日木曜日

T、プロローグ

キプロスでのプロローグ、4日間のステージレースがいよいよ始まる。
水曜は隣街のレジストレーションを済ませ、クロスカントリーコースと、タイムトライアルコースの試走。機材の最終チェックとスケジューリング。栄養たっぷりの食材探し。
素晴らしいカントリーハウスだが、レストランはないから自炊生活が基本。
トレック山本選手も、アンカーの2選手も、世界中を旅なれているからコンディショニングは自分のペースで出来るし、環境変化に対する適応能力も高い。日本で柔軟性があると思っていても、やはり海外では何があるか、起きるかを含め、全く日本の勝手な常識が通用しない。
だからこの3選手との生活は何のストレスもなく、ウルトラスムーズだ。
桜と菜の花と山。プロローグの街はまるで飯山だと錯覚する程に美しい。
ワールドカップメンバーが揃ったエリート103名が間もなくスタート。
日本人として、大和魂の走りを。







2016年2月23日火曜日

T、キプロス

キプロスに到着。
アンカーチームの2016シーズンはこの場所からスタートする。
挑戦するCyprus Sunshine Cup UCI HC StageRaceは、例年にも増して、オリンピックチャンピオンやメジャーファクトリーチームが集う。
今回はトチーニという小さな街のカントリーハウス調のホテルに滞在するが、スイスナショナルチーム、キャノンデールも部屋隣。
明日から公式日程が始まり、25日のタイムトライアルから28日のクロスカントリーまでの4日間の戦いとなる。
アンカーは、このレース初めての沢田選手とベテラン平野選手が絶妙なコンビネーションを魅せてくれると期待している。
そして、トレック山本選手もジョイントし、ジャパンチームとして、世界に挑む。
さて、早く体調を戻さなきゃ。キプロスの爽やかな空気で身体を浄化したい。








2016年2月17日水曜日

T、パスポート

10年ぶりにパスポートを更新。
まだ期限まで6ヶ月あるが、最近は残存期間が6ヶ月を切ると入国拒否されてしまう国が増えている。
普段は見ない査証ページを何気なく開いて見ると、あの時はこうだったな、あの国はそうなんだよ、辛かった、良かった……。色々な想い出がみるみると涌き出でてくる。
来週からのキプロスが、新しい査証最初の国になる。いよいよ、レースシーズンスタート。
そして、今は疲労でダウンした体調回復を最優先。
身体も新しく更新しなきゃね。






2016年2月11日木曜日

T、建国記念日と富士山

富士山を空から眺める。
この国に戦争がなく、日本人が日本で暮らす事が出来る平和な国。
富士山はやはり大きい。そして綺麗だ。
必要以上の欲望を、皆でちょっとだけ抑えるだけで、富士山のようにゆったりと、凛とした国になるんじゃないかと思わせる。
アルプスまで見渡せる快晴の建国記念日。



2016年2月6日土曜日

T、札幌

今週は北海道に滞在中。
既に1000kmの移動をこなしたビジネスを終え、海外からの観光客で交差点が埋まる程の賑わいの札幌。
意図した訳ではなかった。今週から札幌雪まつりだと知ったのはつい最近の事。運よくホテルの予約は出来たものの、いつもの2倍の料金にびっくりして気付いた。
実は初めての札幌雪まつり。ニュースでしか見た事のない会場。ワールドカップを控えたビッグジャンプ台が大通りに設置され、自衛隊が活躍した雪量に感心。
やはり、百聞は一見にしかず。
今晩はマイナス10℃のアイスバーで。






2016年2月2日火曜日

T、夢授業

この週末は、スノーシューフェスティバル2016のガイドと、あるカメラメーカーの
MTBライディングプロモーション撮影(まだ発売前なので秘密だけど、ワールドリリースの画像デス!)をナイターゲレンデこなし、翌日は母校でたった一時間の夢授業。







懐かしいランチルームも、卒業記念品もそのまま。こうして母校に帰ってきて、後輩たちに話をする機会があるなんて想像もしていなかった。
まだ、自分も夢を追い掛けている途中。だから夢を先生面して語るのではなく、これまでの自分の生い立ちを話す事で、いかに才能も能力も財もない田舎者が、今ある大切な希望をもってきたかを伝えたかった。
夢とは何か?
『自分で考えた中で一番嬉しい事』
『こうなったら最高に楽しい事』
『誰にも変えられない事』
『一人ではなし得ない事』
持ち込んだRIS9、XR9、CX6は子供たちの憧れに繋がればいい。
一時間という子供たちにとっては辛いだろう時間も、じっとこちらを見つめてくれた。
最高に眩しい瞳の輝きに脱帽しながら、何だかこちらが講義してもらったような爽やかな気持ちになった。
ありがとう‼ 皆。
また、会いましょう。