2018年1月31日水曜日

W、TRKWorks Co.,Ltd.


株式会社ティーアールケイワークス(TRKWorks Co.,Ltd)設立


地方から日本へ
日本から世界へ

2018年1月29日月曜日

W、Snowy Iiyama

冬に戯れ、雪に遊ばれる。飯山の冬は毎日がファインデイ。
首都圏ではたった数センチ、多くても20㎝程の降雪、連日の氷点下でパニックリリースしている。
普段は雪を見ない地域だし、装備も充分でないのだから仕方ないという見方もある反面、高い精度で予報できる自然の現象を前に、こんなにも人間は身勝手で脆いものかと冷静にニュースを鑑みる。
やはり地球の主人公は人間じゃない。自然に生かされていること、どれだけ自然環境の恩恵を受けているかをあらためて考える機会にしたらいい。マスコミは災害級の悲壮感漂う映像を狙って演出しようとしているが、これは自然災害ではなく人の行動により起きたパニックに過ぎない。
世界中を旅すると、日本の首都圏のビルの多さ、超高精度の道路づくりや鉄道の精密さに驚くトラベラーの話をよく聞く。一方、一晩で1m超えの大雪でも平気に行動する飯山の力強い生活の光景に感心するトラベラーは多い。
除雪車は朝2時から小さな山間道も国道も数センチレベルで完璧に除雪し、生活圏を完璧に保安してくれている。(鏡面仕上げの雪面に信号灯がイルミネーションのように映し出されて綺麗!)ダイナミックに降り積もる雪を巧みに片付けるお爺ちゃんの逞しい姿。買い物帰りの90度に腰が曲がったお婆ちゃんが、スケーターの如く消雪パイプのシャワーを優雅に避けていく姿。長靴に入り込んだ雪を出すために片足でケンケンしながら先を行く友達を追う子供の姿。共同の融雪水路が詰まらないように他人の作業を観察しながら自分の作業を調節する村人の連携。
雪降る飯山には、力強く生きる人間模様が毎日ある。
飯山は毎日がファインデイ!














2018年1月25日木曜日

W、Free Snow MTB

人間の力を一切使わずに雪上を走る。
日中の高い気温や雨で雪の表層結晶が融解し、低い夜温で再び凍った快晴の朝、そこは「凍み渡り」現象という、大自然が創造した雄大なフィールドにかわる。
積雪量は1.2m。地上より1.2m上、しかも段差や溝が埋まることで見渡せる全ての雪面を道がなくとも自由に走りまわることができる。タイヤは完全に地上から離脱して雪圧のみを受ける。だから気持ちも浮遊感に包まれていく。
圧雪されたゲレンデや多少積雪した道路を走ったり、ファットタイヤで雪路を突破する超人工的な楽しみ方も悪くはない。でも、奇跡的な自然の恩恵に感謝し、太陽がカウントダウンタイマーになる「凍み渡り」ライドこそ、Free Snow MTB と言いたい。
豪雪の飯山でもウィンターシーズンに何度もない貴重な条件。しかも僅か1~2時間ほどしか走れない非常にレアで爽快なバイクライド。
こんな朝は、ビジネスが後回しになるに決まっている。ベッドから起きるといつも以上に素早くバイクをセットしてホームグランドへ。
一旦走り出せば何も聞こえないし、何も考えない。ただ、雪面にタイヤが噛んでいる音しかせず、縦横無尽に走り回れることに全てを集中している。太陽がだんだんと上昇し雪面が融解していくシンデレラタイムが近づくと、何だかちょっと寂しい気持ちになる。次こうして走れるのはいつだろうか、と。。
Free Snow MTB World in Iiyama
飯山にようこそ!










2018年1月15日月曜日

W、Beautiful IIYAMA

飯山は今日も美しい。
既に2018年の4%が過ぎた今日の飯山は朝から快晴。雪の結晶が小さなチームをつくって氷の森のように空に向かって立っている。結晶が立った雪面はサクッと軽快な足音だけが聞こえて気持ちがいい。ダイヤモンドダストがヒラヒラと舞う中を進んでいくと雑念が皆無になり、どんどん深く集中していく。
寒く快晴の朝は、千曲川に添う川霧は白い龍のように漂い、それが風に乗ってゆらゆらと生き物のように流れる。曲がりの多い千曲川だからこその流暢な風景は他にはあまり見ない。
木々は霧氷で化粧して抜けるような青空に抜群のインスタ映え。(自分はインスタやってないけど)信越トレイルのスカイラインと相まり、千曲川にも投影され、主役級の綺麗さだ。
ビジネスの隙間、自宅から歩いて行けるバックカントリーのスノーシューイング。慣れ親しんだ景色でさえ息を吞むことが沢山ある。
Interlaken、Chamonix、Geneva、Mont Blanc、Kölnなどの雪山を滑り、歩いてきたけど、飯山はどこにも似ていない。
やっぱり飯山はIIYAMAなんだなと実感。
Welcome to Beautiful Iiyama!!















2018年1月1日月曜日

W、Look forward 2018

2018を見据える。
平和な雪の飯山からはじまった2018年。
毎年、何ら時空間の変わることのない一日一日が、不思議と1月1日からは別世界にリセットできたような気分になる。
昨日までの自分も世界も大きく変化していないのに、後段燃料ロケットが切り離されて、星いっぱいの宇宙空間に解き放たれるような感覚。
2018年を思えば、沢山の希望や様々な課題が頭に浮かぶ。1年先、3年先、5年先、10年先の具体的なビジョンを思うほど、ビジネスもスポーツも地域振興にも、あまり時間に猶予がない。
だからこそ、「自分に出来ること」を粛々と真っ直ぐに進めていくことがとても大切なのだと信じている。「自分にしか出来ないこと」なんてそうは存在しない。自分にしか出来ないことがあるとしたら、それは自分の内面に燃やす薪。人に誇示することじゃない。
歳を重ねる程に、人ひとりの力なんて極小さいものだと痛感する。今ある立ち位置は、多くの人の優しさや協力に恵まれ、その繋がりによって広がり、確立されたもの。常に感謝が発生する。
そして、多くのビックマウスに興味はない。2020に向かって付け焼刃なフィーバーに興味はない。物乞いは嫌う。原点は何か。誰の何のためなのか。
一日24時間を惜しみ、悔しさを残さないよう懸命に過ごした先の光景は、きっと物凄く綺麗なんだろう。
飯山の空は、今日も青空と満天の星空に雪が舞う。雲のない空と雪を同時に見上げることができる。月明りがハレーションを起こし、外灯なしで雪合戦ができる。雪が全ての色彩を真っ白に染めようとするが、それに命が加わると力強い光沢や色を魅せる。天から降ってきた雲の上を歩くような浮遊感は他に例えることができない。
ここで毎年リスタートできることを幸せに思う。
すでに我が家の庭には1.5mの積雪。雪は生活する者にとっては大変な負担にもなるが、これだけ莫大な自然エネルギーを毎年安定して享受できる飯山は、世界最高峰のエネルギッシュなエリアともいえる。
多くの国や地域をまわる程に、この雪が未来へと繋がることを祈ってしまう。
だから雪片付けなんて存在しない。
雪と戯れるのはスポーツだと思う。屋根にいればルーフスポーツ。ガレージ前ならフィールドゲーム。
素晴らしい2018年を予感させる飯山の正月。
本年も宜しくお願いします。