2015年9月30日水曜日

A、レマン湖

やっぱりここはレマン湖に似ている。
大きさも形も違うけど、湖畔の雰囲気にニヤリとする。
ビジネスの間を利用して湖を一周。夕方のループコースは光の入り方が常に変化するから面白い。
RIS9も2016モデルのRS9に負けじと、終始快適なドライブを提供してくれた。
ビジネスタイムまでのたった60分間。ジュネーブに滞在していたあの時がダブる。
いつも放置のデルタも明日からの10月に向けてリフレッシュ。
一年中で最も大好きな季節がやってきた。







2015年9月26日土曜日

A、アンカー日産スタジアム

今日は、アンカー日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル2015。
サッカーファンの聖地であるスタジアム内のトラックをスタート・フィニッシュし、外公園までコースとした本格的なレイアウト。
2016モデルも一般に初めて展示し、充分な種類のモデル試乗会も登り坂を用意している。
アンカーチームも全員集合し、参加者と交流しながらレースやイベントに。
当初、雨模様だった天気も、最初のイベントが始まる頃にはあがった。
大都会の中でのこの自転車の祭典も10周年。
自転車好きがこんなにもいるんだなあと感慨深い。皆、笑顔で走っている。
これからもこんな機会が続いていくといい。日本にはもっともっと自転車のイベントが必要だと思う。










2015年9月21日月曜日

A、Saalfelden 決勝

Saalfelden UCI class1 XCO が終了。
結果(速報)、亮17位、恩田19位。
ミッションであるUCIポイント獲得はならなかった。
先週に続き、出走メンバーはワールドカッパーや欧州ナショナルチームが犇めく。相対人数は少ないが、レベルは世界基準。
スタートから先頭パックは誰もがわかる出力のある走りで、1ループ+7周回のうち、早くも2周回から5名の縦長のパックが形成され、それは最終回まで続いた。
中盤からはイタリアのTabacchiがラップを固定して独走を固め、フィニッシュ。
亮はポディウムまで10分、ポイント獲得まで2分。
これで今回のAUT遠征は終了するけど、得られた課題、情報を日本に持ち帰り、次からのレースにどう活かしていくかをしっかり練りたい。
そして、日本から沢山の応援を頂いた事、家族の理解、地域の支援もあった事、全てのスポンサーに感謝します。
ありがとうございました。







2015年9月20日日曜日

A、Saalfelden XCOトレーニング

土曜はSaalfelden XCOコースのトレーニング。朝7:30にはアパートを出発。午前しか出来ない公式練習時間を最大限使うため、まだどのチームもいない中、ジャパンの二人が開放されたフルコースに入る。
難敵はドロップだけではない。トレイルに執拗に張り出した木の根は、雨に濡れるとドライで出来ていたラインが全て否定される箇所が多い。
明日の雨も想像しながらライン調整。ドロップもコース全体の流れを重視してエスケープの選択も出来るが、二人とも真正面から果敢に攻めていた。
明日は13:15スタート。
そして、雨予報。
亮ゼッケンNo.9、恩田No.14。
さあ、決戦。



2015年9月19日土曜日

A、Saalfelden

金曜はいつもの通り。Saalfeldenで行われるレース会場の下見に。
2週連続のUCIclass1XCO。日曜のレースは間違いなくタフな展開になるが、重要なのは自分達に出来るレースの流れを掴むかどうか。
コースは学校やスポーツ施設まわり、裏山を使ったシンプルで日本的な雰囲気をもつ。しかし落差1m以上、侵入角度80度超のドロップが3つあり、タイトターンは嫌らしい。木の根は濡れたら全てのラインを崩壊させる張り出し方。
やはり、ここは欧州なのだと思い知らされる。
土曜は公式練習。僅か2.5時間しかないが、日本から持ってきたパーツも、亮との作戦も全て出し切る。亮は高速ドリフトも使い切れのある走りをしている。
恩田もキャンセルした先週をこのレースにぶつける。
沢山のスポンサー、関係者、ファンへの感謝をSaalfeldenで表現したい。
シンデレラタイムを過ぎた。バイクは直ぐにでもレースを走れるカリカリ仕様にした。さあ、粋よく行こうぜ‼





2015年9月18日金曜日

A、パノラマメカサービス

今日はインターバルデイ。
選手にとってはある意味レースよりも辛い一日。誰にも何処にも強要されず、自らの意思だけで力を出し切る非常な厳しさは自分も現役時代に経験してきたから、この日がどんな時間なのかはよくわかる。
何からしらの言い訳を自身にして走りの辛さから解放されようと自分に負けてしまう気持ちとの葛藤の連続。誰も助ける事が出来ない。
今、自分に出来るのは、ほんの少しでもバイクが前に走り、インターバルが『楽』になるように魔法をかける事くらい。
だから、最高のロケーションでレース前と同じクオリティーでバイクを仕上げる。
パノラマメカサービス



はその魔法の力を強くする。
洗濯したHoudiniがダッハシュタインを案内。

2015年9月17日木曜日

A、DACHSTEIN

DACHSTEINへ。
今日は午前のデスクワークを終えて、亮とあのダッハシュタインへ登った。
彼はスキー選手時代、初めての海外遠征がこの山だった。自分は今回初めてのダッハシュタイン。
二人の山に対する経験は異なるけど、これだけの山を目の前にすると言葉は『すげーな』しか出てこない。
それも亮と遠くオーストリアで一緒に戦っている中の貴重な休養日に、二人でダッハシュタインに登る時間はとても感慨深く、氷河に着くと更にテンションは最高潮に。ゆっくり氷河を堪能してダブルエスプレッソにドーナツでカフェ。
今日、この時間しかない自分達に快晴をプレゼントしてくれた山の神に感謝。
束の間の休養日を終え、明日からはSaalfeldenでのUCIclass1XCOに向けて、レースモードに切り換えていく。
多くの支援と思いを力にかえて。