2015年10月31日土曜日

A、エトセトラ

色々な出来事、仕事、会合に追い回されている今週。
珍しく身体がオーバーヒートして、週末はクールダウン必須となった。月曜からはトルコ遠征が控えているから一刻も早く回復させないといけない。
そんな自分の自己管理の失敗を反省しつつ、この先の全日本シクロクロス選手権や続く遠征に向かって様々な支援や協力が届き、沢山のメールが毎日寄せられる。
やはり資本力。多くの人に迷惑を掛けないようにする事は、そのまま自分の健康を意味する。
全日本に合わせた取って置きのシクロバイク、JCXチャンピオンジャージ、




初めての老眼鏡、オリジナルステッカー、巨大な梨、貝のオジサン、ヤシの亀。。
明日には全快になるよう、今年一番の睡眠にしよう。シンデレラタイム前に寝れるかな?



2015年10月25日日曜日

A、マイナス5℃のヒルクライム

CJファイナルレースから1週間。
ビジネスと次の準備で満杯な日々。やはり1日24時間では足りない。
今週は沢山の方々からエールをもらい、距離のある出張も、辛い会議も忙しいミーティングも粋よくこなすことが出来ている。
隙間をみては次の準備。あんな事も段取りも、あの場所もこの人とも。
力不足の自分をみきっているのか、こちらの意図を先に汲んで動いてくれる沢山の人の姿に、ただただ感謝している。
そして、自分はこれまでの活動と能力を鑑みている。この先、今の自分が知り得ることだけで進んでも、知り得る結果にしか到達出来ないはず。だから一旦バラバラに解体して、新しい方法がないか、未知の冒険計画を組み立て直す勇気が必要だと思う。
マイナス5℃の夕焼けを見に、霧氷の林をデルタでヒルクライム。油温計は常に80℃で安定し、20年生のエンジンはこちらの気持ちを試すように先へ先へと手を緩めない。
そう、常に代謝しながら進化を諦めない活動を目指さないといけない。






全日本シクロクロス選手権まであと40日。


2015年10月19日月曜日

CJ1XCO富士見決勝

Coupe de japon 2015 最終レース、富士見パノラマが秋晴れの中で閉幕。
結果、6周回で争われたレースの優勝はメリダ小野寺選手。アンカーは2位に平野選手、6位斉藤選手、DNF沢田選手。
残念ながらチームとして、今季最終レースを勝利で締めることができなかったのは悔しいが、全員でシーズン目標に向かって事故なく駆け抜けることができた事に今は少々安堵したい。
富士見でのレースは、アンカー3選手ともスタートは無難に決まり、大集団の渋滞に填まることなく、トップコロニーの中で流れる展開を始めた。
集団が落ち着く2周目には、先週勝って調子が良いメリダ小野寺選手がプッシュを始め、単独でコマを進める格好となり、それに平野選手が終始追随する格好はフィニッシュまで続いた。今回の小野寺選手はライバルチームながら走りにキレがあり、6周回を安定したラップで刻んだ。
平野選手は本調子でないものの先頭を一人で追いかける展開になり、アグレッシブなダンシングを繰り返しながら3位以下の選手をつき離していった。しかし、小野寺選手は更にそれを上回るラップを出し、最後まで彼を捉えることが出来ずに2位フィニッシュとなった。
斉藤選手は1周を終え、2周目から順位を落としはじめ、先頭集団から徐々に脱落していった。序盤は彼本来のキレはまったく見れない。それでも先頭を見据えた我慢強い彼らしい走りで、中盤からはファストラップを引き上げ、苦しいながらも前を走る選手を拾いながら表彰台を目指したが及ばなかった。
沢田選手はこのレースを制する準備をすすめてきた。痛めた脚の痛みに耐えながらも序盤は先頭集団を形成し、ポディウムに立つことだけを考えての積極的な走りを展開。しかし、4周目には痛みが増幅して集中力が切れ、残念だが自分の目の前でリタイヤを容認することになった。

一方、2015ナショナルシリーズチャンピオンは、個人で平野選手、チームではアンカーが獲得した。
今季のナショナルシリーズは、Coupe de japon 初年度であり、チームは表彰台をひとつ一つ埋めて、個人と団体のダブルタイトルを獲得する事が目標の重要な柱としてきた。やはり何度のぼっても表彰台からの眺めは格別で、こんな風景を見せてくれた全ての関係者に感謝の気持ちしか出てこない。
2015年も本当に沢山の方々に応援して頂いた。会場にいずとも、家や会社や学校や、遠い所から応援してくれる方々が大勢いた。
心から感謝したい。

「応援ありがとうございました!」








2015年10月17日土曜日

A、CJ1XCO最終レース

明日はCJ1XCO富士見パノラマ。2015国内シーズン最終レースになる。
富士見は紅葉が綺麗な木々の中を駆け巡るコース。ファンライドなら素晴らしく楽しいリラックスした時間になるだろうが、レース、それも最終戦になる明日の富士見はアグレッシブさのぶつかり合いになる。
チームは総力で表彰台を狙う。今出来る事は他にまだあるのかを最後まで自問しながらシーズンラストを駆け抜けたい。
どうか、BRIDGESTONE ANCHOR Cycling Teamを応援して下さい。
感謝。





2015年10月15日木曜日

A、プロモーション

秋、ここは紅葉(黄葉)真っ盛り。
今季一番の冷えた朝も、霧が消えていくとその素晴らしいロケーションに息をのむ。山頂は霧氷。景色は白から始まり、黄、赤、鶯、緑。
こんな絶景の中でプロモーション撮影会が行われた。被写体に少々問題があるが、カメラマンとロケーションがばっちりだし、ANCHOR RIS9、Dura-Ace、PRO、KAPELMUUR、Kabutoと
素晴らしいマテリアルに支えられているから、仕上がりは期待できるかと。。
さて、明日からはCJ1XCO最終戦となる富士見パノラマ。ランカウイ国際レースがキャンセルとなったため、最終戦は全員で戦うことになった。アンカーは、2015CJシリーズ初代チャンピオンを目指して。




2015年10月13日火曜日

CJ1石川一里野決勝

CJ1XCO石川一里野が終了。
結果、メリダ小野寺選手がスタートループ+7周回を単独で制して優勝。アンカーは斉藤選手2位、沢田選手4位、平野選手7位。3位にBH恩田選手が食い込んだ。
一里野は天気が短時間で変わる気まぐれな1日。エリートのスタートまでは晴れと曇りを繰り返していたが、3周回以降は予報通りの雨模様になった。
ドライ寄りのタイヤが多くの選手に装着されていたが、アンカーチームは全員、いつもの慣れ親しんでいるレギュラーレンジを選択。レース後半雨になる程にグリップとしなやかさのアドバンテージを得れる軽量タイヤ。
XR9もシーズン終盤戦ながらチームのレーシングバイク6台全てがトラブルフリーだ。
Di2のお陰でワイヤーメンテナンスが大幅に削減されたため、それ以外のトラブル対処に費やせる時間が増えた事も起因している。
レースはスタートループを終え、1周回を終えるとメリダ小野寺選手が飛び出しレース全体を引き連れる格好に。U23の若いライダーも果敢に攻め、シーズン終盤戦らしく、各チームの色とりどりのカラーが入り混じったパックが形成された。
斉藤選手は冷静に先頭を追い、徐々にルーズになっていく路面を確実に捉えて、一旦は30秒以上になった差を射程12秒まで詰め寄った。しかし、エリートに2分遅れてスタートしたジュニアクラスの平林安里選手が4周回目には全てのエリートを抜き、先頭に立つ熱い場面が切欠となり、再び小野寺選手がラップタイムを上げる。同時に斉藤選手は動きを泥草に阻まれ、ラップを上げる事が出来ずポディウムに届かなかった。
沢田選手は痛めている脚をカバーしながらの走りを強いられた。チームオーダーはレース中にリタイアの指示もあり得るものだった。しかし彼は持ち前の攻める走りで常にトップ5を譲る事はなく、残された国内レースを勝ちに行く姿勢を見せた。
平野選手は病み上がりの身体で先週のタフなレースを戦い、完全ではない体調と疲労をもったまま迎えた今週。本来の彼のポテンシャルは今週は表現しないよう、自身の身体と話し合った体調優先の走りとした。それでもシングルリザルトの位置を淡々と走る姿は、残された国内最終レースと海外UCIレースを楽しみなものにしてくれた。
寒く雨模様のレースだったが、今週も沢山の応援を頂いた。長距離にも関わらず、多くのチームに沢山のスタッフの姿、家族の顔が見られた。
あと1戦。残りは2015CJ1XCO最終となる富士見パノラマ。
アンカーはチーム総力をあげて皆さんの期待に応える走りをします。そして2016年間シリーズチャンピオン獲得を目指します。









2015年10月11日日曜日

A、CJ1白山一里野

10月3連休は、CJ1XCO白山一里野。
早めの紅葉で、山麓にも沢山の観光客が訪れている恒例の一里野。
アンカーチームは全員が土曜に入り、月曜のレースに備える計画とした。
先週のCJU勢和多気での悔しさは、今週のバネになっている。全てのXCチームがテントを畳んでいた中、素晴らしい夕焼け空がその光りを弱めて沈もうとするまで、選手たちは練習していた。
(大丈夫、こちらもLEDライトを用意してるから夜間作業出来るぜ)
50kgの荷物を片腕で受け止めたため痛めてしまった左腕も、チームマッサーJoeさんにケアしてもらい、こちらもレースモードに。
皆さんの応援を力にかえて。アンカーの走りに期待下さい。

2015年10月6日火曜日

A、リセットの日

10月6日はリセットの日。
年に一度、この日にしっかり自分を造り直す事が、自分のライフスタイルを更に良くしていくと信じている。
いつもの場所に繰り出し、誰もいない空間を自由に走りまくる。
待望のエアウィーブのピローもセッティング付きでプレゼントして貰った。
一生忘れないだろう感動モノを手渡された。
恐れる事はない。
時間は止まらないのだから、その時間の流れを掴んで自分のスタイルで進もうと思う。
沢山の人に感謝。
いつも、ずっと、こんな自分を応援してくれてありがとうございます。
まだまだ進化してみせます。









2015年10月5日月曜日

A、CJU勢和多気決勝

CJUクラス3勢和多気が終了。
結果、Giant門田選手が昨年に続きこのレースを連覇。
アンカーは2位に平野選手、6位斉藤選手、13位沢田選手。
残念ながら、アンカーは3選手全員がコース途中でパンクにあってしまいピットでホイール交換となった。シーズンキープしている表彰台は確保したものの、体調がまずまずだっただけに悔しい結果。
平野選手は手術後の復帰レース。トレーニング開始から10日程しかない中で、しかも後輪パンクでポジションを大幅に下げながらもポディウムを狙う果敢な走りでレースをまとめ2位をキープ。ロックセクションが多用されるコースで体調が苦しい中でも自分の流れを掴んでいた。
斉藤選手はテクニカルゾーンを過ぎた不利な場所でパンク。半周以上を我慢してのホイール交換後は、ポディウムラップより1周回あたり25秒を縮めて牛蒡抜きした6位。前日の試走で強い過重と捩れでパンクしていた前輪ではなく、岩でリムサイドが傷付いた後輪を引きずった。
沢田選手は昨年からこのコースを走り込んでいた。体調もバッチリ合わせ、タイヤ選択も迷いはなかった。アンカー1・2・3を達成出来るよう期待していた。しかしトラブルとは突然やってくる。これまで課題としていない後輪をヒットしてしまった。
色々な意見や提案はあるだろう。第三者なら指摘や分析はしやすいかも知れない。
対策はなかったのか。あってもそれ以外のリスクはどうか。
終わってから結果をみて意見する事は誰でも出来る。
チーム皆が純粋に互いを思いやり、自分を信じ、全ての良い結果を目指した上での結果。
真摯にこの悔しさを受け止め、気持ちを切り替えて次のCJ1一里野に挑みたい。
多気町の皆さんが沢山会場に足を運んでいた。お祭りムードが演出され、初めてレースを観戦した人も多かったろうと思う。素晴らしい事。会場レイアウトや観戦とレースを戦う側とのバランスは今後更に改善され、国内屈指のファンなコースに発展していくに違いない。
最後に、応援して頂いたファンの皆様、スポンサーに感謝します。
いつも声援をありがとうございます。