2015年5月31日日曜日

A、CJ1富士見決勝

CJ1富士見が終了。
結果、アンカーはワンツーフィニッシュ。
斉藤選手が今季初優勝。平野選手が2位、沢田選手が4位。今日はアンカーがレースを完全に支配。
平野選手が最終回まで先頭を強くひき続け、斉藤選手はその後ろにピタリとつくワンツー体制は最初から最後まで揺らぐ事はなかった。3位以下を周回毎に突き放す走りはライバルチームから戦意を奪うには充分なラップと圧力。
そして二人のアンカー同士のポディウム争いはラスト周回に。
得意のエリアで満を持して斉藤選手が飛び出し、抜群の加速を見せる。彼本来のあの走りが戻ってきている。あとはフィニッシュの瞬間まで機材が無事でいる事、落車しない事を祈った。
平野選手も勝利を諦めない走りで、観客の大声援を受ける。このランデブーは彼が組み立てた。誰の背中も見ずに走り続けた素晴らしい走りだった。
その後方では沢田選手が3位のGiant門田選手を射程距離まで捕らえ、懸命に表彰台を目指した。チームオーダーは潰れる事を恐れずプッシュし続ける事。彼はまたひとつ成長したと信じている。

たくさんの声援と素晴らしいサポートに感謝します。
全日本選手権制覇を目標にアンカーは更に強くなり、7月の
富士見に戻ってきます。
応援ありがとうございました‼

2015年5月30日土曜日

A、CJ1富士見

明日はCJ1富士見。
7月には2015年全日本選手権の会場となる富士見パノラマは、5月とは思えない真夏の暑さ。ここは入笠山トレッキングのハイカーも沢山訪れ、いつも賑やかな週末エリアとなっていて、アウトドアスポーツを楽しむ人が集う一大リゾート。バイクコースは積極的に改良され、楽しみを増やす努力を惜しまない雰囲気がとてもいい。
今日は可能な限りソリッドなバイクセッティングをする事にした。乾燥した路面でココアパウダーにまぶされたような汚れで試走から帰ってくる選手たち。
こういう時は良くも悪くも機械がもつ無機質な頑固さと個体差と疲労をバランスしてのセッティング。
こうしてレースの度にそれぞれのバイクに真っ直ぐ向き合うと、癖のような本性のようなものを感じてくるから不



思議だ。
選手が訴えてくるネガティブな問題も、実はその指摘する場所には何ら異常はなく、バイクの性格に合わせた全体像からの些細なバランスを取るだけで解消出来る場合が殆ど。一方、走る環境によってその問題が違った要因で再発してしまう場合もある。
だから
それを防ぐために、わざと100%にセッティングしない技術も時には必要になる。
さて、明日はアンカー3選手が天気より熱い走りをしてくれるに違いない。
たくさんの方々の応援を宜しくお願いします‼

2015年5月28日木曜日

A、北海道

新緑の北海道。
何度訪れても、ここは広くてデカイ。(あたり前だけど)
その大きさは物理的なもの以上に感じる。美唄市など、かなり飯山に近い環境もあるけど、やっぱり北海道の味と匂いが濃い。
何かと天候不順だった北海道も、自分の滞在期間はウェルカムな穏やかな晴れが続き、疲労はあるけど気分がスッキリしたビジネスタイムをこなす事が出来た。出会う人たちも本当に優しく迎えてくれた。
さて、今日は深夜までに帰宅して、明日からは富士見入り。






2015年5月24日日曜日

A、田植え

2015年の田植え。
上海から帰国して、ないはずの時差ボケのような疲れが抜けない。。
でもウィークエンドは大切なBIGイベントが予定されている。田植えは農業であり、文化であり、暮らし。
朝6時からイベントスタート。苗が乾燥しないよう、身体の負担が少なくなるよう、太陽が寝起きのうちに田植えを進めていく。
鏡のような水面に田植え機のエンジン音だけが響く。でもよく見るとタニシも、ゲンゴロウも、カエルも田植えに参加していた。皆、この田んぼで生きようとしている。何だか賑やかだ。
田植えを終えると、飯山はいよいよ緑本番のシーズンに。







2015年5月21日木曜日

A、上海

八幡浜から帰宅して直ぐに上海へ。
久しぶりに飯山の美味い空気を堪能したかったが、ビジネスは悠長に待ってはくれない。
特に上海は好んで行きたい場所ではないから気分はコンプレッションLow。PM2.5も心配だった。(福岡上空でサークル待機する珍しいパターンに遭遇‼
)
しかし、PuDong上海国際空港に着いてびっくり。遠くの上海タワーまでハッキリ見えるクリアスカイ。現地の人間から聞いても抜群の澄んだ快晴らしい。クルマの窓もあけて走れる。
ビジネスはシリアスだが、用意してもらったホテルも快適。
でも、こうした場所から日本や飯山を思い返すと、どれだけ素晴らしい環境なのかが分かる。
当たり前の毎日の環境や条件が、実はとんでもなく幸運な事を知る。
週末は田植え。そして来週は北海道を廻り、CJ1富士見に向かう。
誰か

分身の術を教えて欲しい。




2015年5月17日日曜日

A、CJU八幡浜 決勝

CJU第2戦八幡浜インターナショナルが終了。
結果、アンカーは平野選手が準優勝、斉藤選手が4位、沢田選手が7位。2戦連続の1-2フィニッシュは敵わなかったが、チームとしてUCIポイントリーダーを示した。
今回はメリダ小野寺選手が独走でフィニッシュ。八幡浜は彼が強かったという事。
昨日の長時間の降雨により捏ねられた路面は、エリートレースの前に行われる各種レースで泥遊び後のような状態。しかし、このコースは水はけの良い砂混じりの土で、晴れた今日の日差しでは時間を追う毎にみるみる乾いていく。
だからタイヤ選択を間違えると大きなロスに繋がる。
八幡浜はUCIクラス2だけあって、海外選手も参加。海外活動している日本人選手も帰国して、全日本前のビックレースの様相。
アンカーは何度も繰り返す綿密なバイクセッティングと選手のクレバーなフィジカルコントロールで準備は万端。スタートラインの最前列には、トップ選手だけが並ぶ事が出来るが、アンカーは3選手が真ん中を陣取る。
5周回のレース。1周回から激しい先頭パックの動きにあっという間に集団は一列棒状になっていく。
平野選手はポディウムを追う積極的な走りを展開して後半も追い上げたが、前半のビハインドを解消するには時間がなかった。
斉藤選手は序盤のリズムの乱れを修正する我慢のレース展開。しかし最後まで前を向いてゼッケンNo.1を走らせた。
沢田選手はオーダー通り1周回からプッシュし続けた。U23では抜群の速さだったがエリートでは簡単に前を走らせてはもらえない。
結果だけを見れば満足行くものではない。しかし沢山の応援と支えがあり、こうして3選手がレースで躍動出来ている事に感謝している。
次は地元、長野県富士見でのレース。
長野の皆さんにアンカーをしっかり表現したい。








2015年5月15日金曜日

A、チームプレゼンから八幡浜

5月13日に東京青山で行われたBRIDGESTONE ANCHOR CyclingTeamのチームプレゼンから間もなく愛媛県八幡浜に1000kmの移動。スーツと革靴は自宅に宅配。
CJU第2戦であり、国内シリーズの中ではUCIクラス2となる重要なポイントレース。
既にチームは海外レース、朽木での開幕戦を制しポイントを獲得しているが、八幡浜、全日本でのUCIポイント加算がシーズン後半のワールドカップやUCIレース、そして2016リオ五輪に大きく影響する事を知っている。だから一切の手抜きはあり得ない。
アンカーは朝一番乗り。まだどのチームもいないレース会場にアンカーテントを建て始める。受付本部の開設準備に忙しい彼女にニッコリ挨拶し、最奥のベストポジションでブースセッティング。決勝は2日先なのに何となく緊張感が涌いてくる。
選手たちもレースに照準を合わせ、余裕をもってスケジューリング。3選手が揃って試走に入る。
海外での大変さを経験していると、国内活動は先が計算出来る分、精神的な安定が疲れを軽減してくれる。(それでも選手3名を相手にするのは大変だけどね)
明日からファンレースが始まる八幡浜は今日より更に暑くなるに違いない。







2015年5月9日土曜日

A、菜の花のトレイル

飯山の菜の花は最後の輝きを放つ。
千曲川の河川、菜の花の丘、畑の土手。
連休から萌えるようだった黄色が日に日に黄緑淡くなり、力強さから美しさに変化している。
そんな菜の花のトレイルをMTBで行く。
カペルミュールに身を包み、太陽が沈む寸前に走り出すと、昼間の眩しい風景とはまるで違う、自分が周りの空気と浸潤したような感覚になる。
どうだろう、祭りの後の飯山に。
菜の花のトレイルに。