2015年7月30日木曜日

A、クールダウン

最高のクールダウン。
連日の猛暑の中、この時間がどれだけ待ち遠しいか。
心拍を上げても体感温度はどんどん下がる。汗も気化熱で本来の役割を果たしてくれる。
苦しくならない範囲でスピード感のあるバイク速度が最高のクールダウンをもたらす。(それもANCHOR RIS9がベスト‼)
そして、エレクトロライトショッツを少量多回数、確実に摂取する事も同じ。細胞から身体を適正な状態にしてくれるので、こんな猛暑の中を働いても何のトラブルも起こさない。
新幹線も繋がった事だし、飯山でオフィスを構えたらどうだろう。
最高のクールダウンがもれなく付いてくる。
今日は目黒のJCFにお邪魔し、今季のレースの打合せ。
週末はアジア選手権前最後のレースとなるCJ1白馬。






2015年7月25日土曜日

A、シマノバイカーズ

今日はシマノバイカーズフェスティバル。
真夏日の快晴の中、全日本選手権の思い出がまだリアルな富士見で自転車の祭典が行われている。
シマノが主催する国内最大級のビックイベント。今日ばかりは誰もがお祭り騒ぎ。とにかく自転車を楽しめる空間が沢山用意されている。
自分はビジネスを兼ねてスポンサー挨拶や新たなサプライヤーとの交渉にまわり、一般ユーザーの表情やバイクの様子もチェックした。
他人が何と言おうが自慢のバイクで仲間と走る時間は楽しい。そして、日本でこういうイベントがどんどん増えないと自転車文化も発展しない。
流石は世界のシマノ。こんなのが飯山でも出来ないかなと思案してしまう7月最後の土曜。









2015年7月23日木曜日

A、おいこっと

おいこっと。
JR飯山線の観光列車として、新潟県十日町から長野までを走る漆色の車体。
実は飯山に新幹線が開通してから一度も飯山線に乗っていない事に気付いた。当然、おいこっとを知らない。
飯山を発信する重要なファクターを早目に体験しないとなあ…と思っていたが、今日偶然に乗車の機会を得た。
木製の床はかつての列車を思い出すし、シートは雪の結晶をモチーフにしているのだろう。吊革から荷物棚も天然色に仕上げ、ライトもブラインドも和室のよう。窓枠は漆の深い黒で景色を絵画のように表現させる。
ハイセンスでかなり手の込んだ造りになっているが、実は不思議と自分が小さい頃に乗っていた古い飯山線の空気を持っている。
新幹線も便利だけど、こうして飯山線でゆっくりと千曲川に沿って窓からの景色を堪能する時間もいい。
あらためて、飯山線の良さを体験した1時間のショートトラベル。







2015年7月19日日曜日

A、MTB全日本選手権決勝

2015全日本選手権が終了。
結果、エリートではTREK山本選手が6周回を圧倒的な走りで王座を奪回し、7度目のナショナルチャンピオンに。アンカーは斉藤選手3位、平野選手4位。
U23ではアンカー沢田選手が2位以下に大差をつけて3連覇を達成。
チームとしてはこの大会の表彰台を確保したが、最大目標であるダブルチャンピオンを誕生させる事は出来なかった。
しかし、この大会はレース中だけではなく、そのスタートラインに着くまでにとても厳しく苦しい出来事が沢山あった。
選手は毎日毎日命を削るような辛い練習に耐え、ストレスと故障を克服し、家族はそれを懸命に支えたに違いない。スタッフもどれだけ自分の仕事を圧し殺し、家族サービスをキャンセルしている事だろう。
スタートから1Lap、山本選手の予想通りの異常な速さに反応出来たのは、前年度チャンピオンの武井選手とアンカー2名のみだった。
平野選手は山本選手を捉え追いかけるアグレッシブな走りで観客を魅了した。あまりに攻めるがゆえ、途中タイヤを凹凸にヒットさせてエアをオーバーフローさせてしまいスローダウン。同時にサドルも破損して先頭パックから離れてしまった。テクニカルフィードでホイール交換しそれでも諦めずに最後までプッシュし続けたが、表彰台には惜しくも及ばなかった。
斉藤選手はスタートからスピードに乗る山本選手にビハインドの格好になったが、怪我を感じさせない彼らしいミドルの強い走りでイーブンラップを刻み、チャンスを伺った。中盤過ぎにトラブルが発生した平野選手に替わって2位に浮上し、2分30秒前を行く山本選手を追走。彼の後ろにピタリと付いて2位を狙う武井選手を利用せず、懸命にポディウムだけを見て、約束したフィニッシュまで全力を尽くす走りで昨年と同じ表彰台に上った。
沢田選手はディフェンディングチャンピオンとしての重圧をはねのけ、プッシュにプッシュを重ねた。日の丸を背負う彼のプライドは走りの圧倒的な強さに現れていた。粗削りなところも若さとナンバー1ゼッケン(U23は101)が潰してしまう圧巻な走り。2周目以降は誰の背中も見ずに最高のガッツポーズでフィニッシュラインに飛び込んできた。スタート前の彼への指示は『守るな。これからの長いキャリアの中での全日本。何があっても前だけを見据えて自分らしく走る事。』
本当にアンカーの3選手は素晴らしい走りだった。
だから、2015年度全日本選手権のダブルタイトルを獲得出来なかったのは監督とメカニシャンを務める自分の責任。
そして、大切な3連休の中をここまで応援に来てくれた沢山の方に感謝しなければならない。



まだ続く2015シーズン。次は8月のアジア選手権。アンカーからは斉藤と平野と自分が日本代表としてマレーシアに向かう。アジアチャンピオンと全ての表彰台を独占するための責任をマラッカで果たしたい。



2015年7月18日土曜日

A、MTB全日本前夜

2015全日本選手権前夜。
台風に影響されている富士見は、高い標高もあって大荒れ。これまでになく天候が読めない会場は、どのチームもタイヤテストを何度も繰り返していた。
アンカーは、有能なスタッフがフル稼動して3名のライダー毎の要望に合わせてセッティングを繰り返し、泥との闘いを選手と共に。
前夜にしてチームが出来る事は限られるが、これまでのレースと変わらずに、ひとつひとつを確実に仕上げる事が大切。選手は身心のコンディションを、スタッフはバイクとサポート体制を最高の状態に。
国内最強チームとして、エリートとU23のダブルナショナルチャンピオンを目指す前夜のミーティングもいつもの通り。あらためてチャンピオン獲得に向けて頑張ろうと語る事はしない。それはチーム誰もが心にもち、今日までの厳しい環境をそれぞれの立場で戦ってきた事だから。
不思議と緊張のない今、頭の中で最後のチェックを行っている。








2015年7月16日木曜日

A、アーユーレディ?

全日本選手権を前に、ビジネスの合間をぬって準備を進めている。
台風の接近で天候が読み辛いが、それは神のみぞ知るところ。全日本選手権だからと言って特別な準備はなく、いつものレースに向かう姿勢に変わりはない。
でも、この大会には沢山の思い出がある。故障で現役を引退し、イントラ活動に専念するため暫くレースから離れていた中でのリョウとの出逢い。再び、彼とレースフィールドに戻ってきたあの日。
そして今、一緒に国内最強チームで前だけを向いて戦っている。
あの日の苦しさからは想像も出来ない贅沢な機材とサポートに恵まれ、沢山の人から応援を頂いている。
準備を進めると分かる。どれだけ多くの人の思いが手元にあるか。
どうか、チームブリヂストンアンカーを応援して下さい。
素晴らしいチームライダー、スタッフは、全力でポディウムを目指します‼





2015年7月13日月曜日

A、熱いテストライド

灼熱の太陽を避け、標高をあげての







タイヤテスト。夕方は千曲川の涼風を受けてテストを続行。
飯山は短距離で標高を獲得する事が出来るし、千曲川に沿って道があるから、時間の限られた中でのテストには非常に便利な地理。
XR9を走らせる。最高のマテリアルがインストールされている分、パーツ単位の精度がよくわかるから微妙な評価がしやすい。
熱い走りのあとは、すっかり涼しくなった南寄りの風でクールダウンが気持ちいい。
強い陽射しに花の発色も対抗しているかのよう。全日本選手権を前にしても何だか静かに落ち着いている今週はじめ。


2015年7月11日土曜日

A、千曲川カヤック

梅雨明けを思わせる快晴の中で千曲川カヤック。
何日ぶりだろう、曇ひとつない真夏の陽射しにあらゆる物質の光陰が強調され、あの山谷がこんなにも立体的だったかと驚く。ハーレーの似合う季節だ。
今日は初めての川を体験するゲストを迎え、飯山駅近くのポートから湯滝温泉ポートまでの半日のリバーツアーをガイド。
仕事とは言え、自分自身も久しぶりのカヤックで癒しの時間を得ることが出来た。
千曲川に沿ってJR飯山線が走る。川から見える風景はいつものまま。ここには変わらない千曲川が今も存在している。
やはり、飯山はいつまでも田舎であり続けて欲しい。世界を回るほど、飯山の素晴らしさに惚れ直してしまう今日この頃。
いよいよ夏休み間近。純粋ローカル飯山に是非‼